こんにちは、らむね( @rmnNOne )です。
前回、「お洒落な人が白湯を飲むのはなぜなのか」知りたくて、白湯についてまとめました。お洒落な方が白湯を飲む理由について迫れたので、とても大満足しています。
【考察】「お洒落な人はなぜ白湯を飲むのか」
今回は前回に引き続き、白湯についての第2段です。白湯の、 作り方 / 飲み方 / アレンジ方法 についてまとめたので共有します。



目次
白湯の飲み方
白湯は「ゆっくり飲む」が正解
白湯での効果を得るためには、正しい白湯の飲み方を知っておきましょう。
白湯は時間をかけてゆっくり飲むのが正しい飲み方。
体に良いからといって一度に一気に飲むのはNGです。
なぜ白湯はたくさん飲んではいけないの?
多量に摂取すると胃液を薄くしてしまい、さらに胃の粘膜までも薄くしてしまいます。
そのため、健康どころか、逆に消化不良へなってしまう可能性があります。胃を荒らさないためにも、一度に飲む量はコップ1杯にとどめておきましょう。
また温度も重要です。熱湯のまま飲んでは火傷をしてしまいますし、体もびっくりしてしまいます。適温は、人肌より温かい温度(およそ50度程度と言われています)だそうです。
白湯の適量とは?
一日に飲む量は600〜800ml程度を目安にするのが良いとされています。
この量は、およそコップ3~4杯に相当します。
白湯は水よりも胃や腸への働きかけが大きく、飲みすぎてしまうのはかえって気管を荒らしてしまう原因にもつながってしまいます。
- 一気飲みしない
- 時間をかけてゆっくり飲む
- 一度に飲む量はコップ一杯(180mlくらい)程度
- 人肌より温かい温度(50度くらい)に冷まして飲む
白湯を飲むタイミング
白湯について調べていくと、白湯を飲むタイミングも重要だということがわかりました。
飲むタイミングによって、得られる効果に特に期待できることがちょっとずつ違ってくるようなので、共有します。🕊
- 朝起きてすぐ
- 食前、食事中
- お酒を飲んだ後
- 夜寝る前
朝起きてすぐ
冷えている体を温め、血行が良くなる事で自然と体も目覚めてきます。
胃や腸も動きはじめつので、お腹も空いてきます。
一気飲みするのではなく一口ずつゆっくり飲むと、ゆとりを感じることもできます。(個人的意見)
食前、食事中
消化吸収を手助けしてくれる作用がある白湯は、食事の30分前に取るのが特におすすめです。
内臓が温まりご飯を食べる準備体操になります。また、満腹中枢が刺激されるので食べ過ぎも防げますよ。
ちなみに、食後に白湯を摂取するのはあまりおすすめできません。ご飯を食べた後は、胃や腸で消化が行われていますが、白湯が消化や栄養吸収の邪魔をしてしまうそうです。
もし、食後に白湯を飲む場合は、30分以上はあけるようにしましょう。🫖
お酒を飲んだ後
お酒を飲んだ後は水分補給が必要不可欠ですが、ここでも白湯がおすすめです。キンキンに冷えたお水は美味しいですが、胃に負担をかけてしまいますので、白湯でゆっくり水分を摂取しましょう。
また、二日酔いにもパワーを発揮します。
二日酔いの原因とされるアセトアルデヒド。このアセトアルデヒドが体内に残っている状態が長く続く事がよくありません。白湯で水分補給をして、体内のアセトアルデヒドを薄めて、短い時間で体の外へ排出させましょう。
夜寝る前
体が温まると、リラックスします。
寝る前に体を温めることで寝付きが良くなるようです。🌙
夜も朝と同じく、ゆっくりと時間をかけて飲むようにしましょう。
白湯を作るための「水」
身近なもので水といってもいくつか浮かびますよね。結局「どの水で白湯を作ればいいのか」答えはわかりませんでした。
そこで、疑問であった「どの水で白湯を作ればいいのか」について調べました。
そもそも肝心の水ですが、呼び名が違うように水によって特性が変わるということがわかりましたので、水の種類ごとにまとめていきます。
水の種類
- 水道水
- ミネラルウォーター
- ウォーターサーバー
水道水
水道水には、水を殺菌するために「次亜塩素酸ナトリウム」という物質が混ぜられています。これがカルキ臭のする正体です。
日本の法律で、水の品質を維持するために、この塩素を付加する事が義務付けられているのです。水からの感染症のリスクはぐんと低くなり「日本の水道水は安全」というわけです。
また、朝一番に水を使う際は、1分程度水を出しっぱなしにしましょう。夜の間、水道管に溜まっていた水に、水道管のサビの匂いや鉄の匂いなどがついてしまっている場合があるからだそうです。
ミネラルウォーター
ミネラルウォーターは、日本だけでなく海外のメーカーのものもあったりと、いろいろな種類が出回っていますよね。私はボルヴィックが好きでした。🥛
ミネラルウォーターには、「軟水」と「硬水」があります。水には硬度と言って、水中に溶けているカルシウムをマグネシウムの量が数値化されています。日本の水道水や多くのミネラルウォーターは「軟水」です。硬水よりもミネラルが少ない分、お腹への負担も少なく口当たりもさっぱりとしています。
ちなみに、硬水と軟水の違いは、以下の通りです。
軟水:硬度60未満の水
硬水:硬度60以上の水(60〜120:中度硬水、120〜180:硬水、180〜非常な硬水)
その他のミネラルウォーター
ミネラルウォーターの他にも「ナチュラルウォーター」や「ボトルドウォーター」などがあります。
普段はあまり細かい表記まで気にせず、ひとまとめにミネラルウォーターと認識しがちですよね。私は今回初めてミネラルウォーターに分類があることを知りました。
ナチュラルウォーター
沈殿・ろ過・加熱殺菌以外の処理をしていない、水源から採水した地下水のこと
ナチュラルミネラルウォーター
採水した地下水を品質を安定させたりするために、沈殿・ろ過・殺菌・ミネラル成分調整・ブレンドなどの処理を施したもの
ボトルドウォーター
どのミネラルウォーターにしても、軟水のミネラルウォーターで白湯を作ることをおすすめします。💫
ウォーターサーバー
ウォーターサーバーには温かいお湯が出てきる機能がついているものが多くあります。使用されているお水の種類(硬度など)や、出てくるお湯の温度なども、ウォーターサーバーによって様々です。
使用されているお水をよく調べた上で利用してください。
白湯の作り方
白湯の作り方も様々あります。それぞれの作り方をご紹介していきます。
- やかんで作る
- 電子レンジで作る
- 電気ケトルで作る
やかんで作る場合
水道水を使う場合は、やかん一択をおすすめします。
やかんに飲む分より多い量を入れ、10〜30分程度沸騰させましょう。その後コップへ移し、飲める温度になるまで冷ましてください。
電子レンジで作る場合
耐熱のコップに水を入れて500Wで2分程度ほど加熱すれば出来上がります。
とても簡単ですが、前述の通り、水道水を使用するのはやめましょう。
電気ケトルで作る場合
電気ケトルを使用する場合は、水道水ではなく、ミネラルウォーターを使用しましょう。飲む量だけケトルに入れて沸騰させましょう。
白湯のアレンジレシピ
ここまで白湯の持っている効果についてご紹介してきましたが、白湯はお湯ですので、言ってしまえば、味がある飲み物ではありません。
そこが白湯の魅力でもあるのですが、味がついていないと飲みにくいと言った方や飽きてしまうという方もいらっしゃると思います。そうです、私です。
白湯に一手間加えるだけで白湯をもっと美味しいものにアレンジできる、という情報を得たので、こちらもまとめました。
- 梅干し
- オイル
- 塩
- シナモン
- 生姜
- 大根おろし
- 蜂蜜
- ミント
- レモン
梅干し
白湯に梅干しを入れたものは「梅湯」と呼ばれます。
梅干しにはクエン酸が含まれています。クエン酸は、疲労回復や食欲の改善に効果があります。また、抗酸化作用が働き、肌の老化防止にも効果があります。
飲み方コップ一杯に対し梅干しを1〜2個入れ、マドラーなどで梅干しを潰しながら飲む
オリーブオイル
オリーブオイルには、腸の動きを促進する作用があります。便秘などにお困りの方におすすめです。
飲み方コップ一杯に対し、小さじ1杯を入れ、よく混ぜる(冷めてしまうと膜が張ったりと分離してきてしまうため、なるべく温かいうちに飲むのが良い)
塩
塩には、デトックス効果があると言われています。老廃物を排出するのを手伝ってくれる効果があり、オリーブオイル同様、便秘改善にも効果が期待できるそうです。
飲み方コップ一杯に対し、ひとつまみの塩を入れる(入れすぎは、塩分過剰摂取に繋がるので要注意)
シナモン
シナモンは漢方でも人気で、体を温めたり鎮痛効果があります。他にも、利尿作用にも効き、デトックスにはもってこいです。また、スパイス白湯として sns でも話題とのこと。
飲み方調味料として粉状になっているシナモンを、コップ一杯に対し、数回振り入れる
生姜
生姜には体を芯から温めてくれる効果が期待できます。冷え性対策にはよく効きます。
飲み方生姜をスライスしたものなら3枚程度を白湯を作る際に一緒に入れる。擦り下ろしなら小さじ1・2杯程度を、チューブなら小さじ1杯程度、パウダーなら大さじ1杯程度をコップに入れて混ぜて飲む
大根おろし
大根おろしは消化作用をサポートする働きがあり、胃酸のバランスを整えてくれる効果があります。食べすぎてしまった日、お酒を飲みすぎてしまった日など、胃に負担がかかっている時には効果絶大です。
また、大根の辛味の成分であるイソチオシアネートには殺菌作用があるそうです。
飲み方白湯に適量大根おろしを入れる。辛味が強い場合には蜂蜜を混ぜるのもおすすめ
蜂蜜
蜂蜜は栄養価が高く、ビタミンやポリフェノール、ミネラルやアミノ酸など、様々な栄養素が含まれています。また、糖分ですので甘さがあり、とても美味しくなります。
飲み方白湯に適量蜂蜜を垂らして飲む。生姜、シナモン、大根おろし、レモンなどと組み合わせて飲んでも美味しい
ミント
ミントはすっきりとした味と匂いで、リフレッシュ効果が期待できます。
また、殺菌作用や利尿作用、腸の働きを整えてくれる作用があり、口臭のケアにもおすすめです。
飲み方カップに3枚程度のミントの葉を入れ、そこに白湯を入れて飲む
レモン
レモンはビタミンが非常に高く、梅干しと同様に多くのクエン酸が含まれています。風邪や疲労回復に効果が期待できます。
飲み方輪切りのレモンを数枚、レモン果汁なら数的垂らしてレモン白湯を作る
終わりに
前回に引き続き、白湯についてまとめました。白湯シリーズはこれにて完結です。
ただの温かい水というわけではないということがわかったので、私も白湯を活用していきたいと思います。
他にも疑問に思っていることはまだまだあるので、調べて共有していきます。🧦
thank you for reading ᤱ
らむね( @rmnNOne )